昨日は、雛祭り🎎…。亡き父と母の結婚記念日でした。この日が無かったら、今の私はいなかった…と思うから、私はこの日をとても大切にして来た。3月３日には、父の好きな天ぷらをよく揚げたなぁ…。と思って、簡単なちらし寿司と人参🥕の天ぷらを懐かしい気持ちで用意した。実家には、もう父も母もいないから、いつも美味しい天ぷらを作ってくれた義姉に届けた。とても喜んでくれて嬉しかった。
雛人形🎎を買いに行った時、私は、生後2ヶ月の萌菜美を抱え、卵巣嚢腫の手術を翌月に控えて、とても心配な毎日を過ごしていた。もし、開腹して悪性であれば、もう、翌年はこの世にいないかも…と言われ、三段飾りでなく、私がいなくなっても飾れるように親王飾りを選んだ。自分の幼い頃、雛人形が無くて、卵の殻を顔にして、雛人形を作った想い出があるので、自分の為にも、本当は、三段飾りが欲しかったのだけれど…。諦めた。でも結果、とても立派な親王飾りは、玄関にも飾り易く、これで良かった、と心から思っています。
卵巣嚢腫も良性で娘も元気に育ち、今年は、23歳になる。術後、23年が無事に過ぎたという事は、とても嬉しく思う。
人形の箱の中に、母の直筆のメッセージを見つけて、私は涙が溢れた。複雑な思いで母と姉と3人で雛人形を買いに行った時の気持ちは今でも忘れません…。
私は、この雛人形は、母から、可愛い孫娘だけでなく、
私への大切な贈り物だと思って、毎年、大事に飾っている。
3月３日は、私にとって、とても大切な日。
